2021-06-08 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
臓器移植に関する件及び戦没者の遺骨収集事業に関する件について、田村厚生労働大臣から報告を聴取いたします。田村厚生労働大臣。
臓器移植に関する件及び戦没者の遺骨収集事業に関する件について、田村厚生労働大臣から報告を聴取いたします。田村厚生労働大臣。
報告もありました戦没者遺骨収集事業報告に関わって質問したいと思います。 収容した遺骨が日本人でないということを専門家から指摘されながら長年にわたって放置していたということが明らかになりまして、それ踏まえて収集事業の抜本的な見直しが進められているということであります。 報告によりますと、令和二年度で二十一柱の遺骨を御遺族に引き渡せたということです。
昨年五月に厚労省がまとめられた戦没者遺骨収集事業及び事業実施体制の抜本的な見直しと、この最後に、一柱でも多くの御遺骨を一日も早くふるさと、御遺族の元にお返しすることができるよう遺骨収集事業に取り組むとあるわけですよ。私は、この気持ち、原点に立って、もう一回きっちり遺骨収集事業取り組んでいきますという決意表明でもあるというふうに受け止めましたよ。
政府は、さきの大戦における我が国の戦没者の遺骨収集事業を実施しておりますが、その過程で二柱の米軍人の御遺骨を収容しており、これらの御遺骨については米国側に情報を提供しております。
これは令和三年度における戦没者の遺骨収集事業実施計画の説明です。計画は段階で分かれておりまして、まず現地調査、これ便宜上ステップ一と言わせていただきます。そして、遺骨の収集、ステップ二です。こうなっています。 これ、当然、調査をしないと遺骨があるかどうかも分からないですよね。ですので、現地調査と遺骨収集事業に分かれて説明もされておりまして、地域まで示されているわけです。
調査 (国家戦略特別区域における小規模保育事業の 意義及び活用に関する件) (新型コロナウイルスワクチンの接種見通しと 課題に関する件) (新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等を 解除するための条件に関する件) (ワクチン接種記録システムの運用状況に関す る件) (自衛隊大規模接種センターにおける新型コロ ナウイルスワクチンの接種に向けた準備に関す る件) (戦没者の遺骨収集事業
実は当時は、令和元年の秋に、過去にロシアやフィリピンで収容した遺骨の一部に日本人の遺骨でない可能性がある、可能性が高い遺骨が含まれていたことが明らかになり、厚労省としても遺骨収集事業の抜本的な見直しを行わなければならないということで、その米国の成果、訪問の成果も踏まえながら、昨年五月に厚生労働省内の遺骨鑑定を専門的に行うセンターを設置するなど鑑定体制の整備に取りかかり、また、科学的鑑定を行った上で、
海外における遺骨収集事業については、昨年度は、キリバス共和国タラワ環礁にて収容された米国DPAA管理下の御遺骨で、身元が判明した二柱の御遺骨を受領し、御遺族に返還したところでありますが、それ以外の地域では、新型コロナウイルスの感染症の拡大の影響により遺骨収集が実施できない状況にあります。 国内においては、硫黄島及び沖縄において遺骨収集を行っております。
今日においても、厚生労働省と沖縄県が役割を分担して、ボランティアの方々の協力を得ながら遺骨収集事業を実施しており、御遺族や遺骨収集に関わる方々の思いに寄り添いながら、適切に御遺骨を収集し、できる限り御遺族にお返ししていくことが重要と考えております。
今年度の遺骨収集事業につきましては、海外ではキリバス共和国タラワ環礁におきまして収容されました米国DPAA管理下の御遺骨で、身元が判明した二柱の御遺骨を受領し、御遺族に返還したところでございます。それ以外の地域では、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりまして遺骨収集が実施できない状況もございます。国内におきましては、硫黄島及び沖縄において遺骨収集を行った次第でございます。
○国務大臣(田村憲久君) 昨年五月に、遺骨収集事業でありますけれども、抜本的な見直しをさせていただきまして、これを公表いたしまして、やはりその鑑定といいますか、その体制をどうするかということ、非常に重要であると。 委員おっしゃられました遺骨鑑定センターでありますけれども、これ昨年の七月、立ち上がりました。済みません、いろいろとお世話になりまして。
援護施策については、本年五月に、戦没者遺骨収集事業の抜本的な見直し方針を公表し、見直しを進めています。引き続き、戦没者遺骨収集推進法に基づき、国の責務として、可能な限り多くの御遺骨を収容し、御遺族にお渡しすることができるよう、全力を尽くします。
援護施策については、本年五月に、戦没者遺骨収集事業の抜本的な見直し方針を公表し、見直しを進めています。引き続き、戦没者遺骨収集推進法に基づき、国の責務として、可能な限り多くの御遺骨を収容し、御遺族にお渡しすることができるよう、全力を尽くします。
厚生労働省老健 局長 大島 一博君 厚生労働省保険 局長 浜谷 浩樹君 厚生労働省政策 統括官 伊原 和人君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○社会保障及び労働問題等に関する調査 (臓器移植に関する件) (戦没者の遺骨収集事業
続いて、戦没者の遺骨収集の推進に関する法律に関する附帯決議に基づき、戦没者の遺骨収集事業の実施状況等について報告します。
臓器移植に関する件及び戦没者の遺骨収集事業に関する件について、加藤厚生労働大臣から報告を聴取いたします。加藤厚生労働大臣。
沖縄での戦没者遺骨収集事業につきましては、沖縄で遺骨収集に携わっていただいている方々の御意見も伺いながら、それらの方々の思いに応えられるよう事業を進めていくことが重要であると、このように考えております。
まず、これにのっとって進め、さらに、令和元年十二月に戦没者の遺骨収集事業の推進に関する関係省庁連絡会議を開催し、戦没者遺骨収集推進戦略を定め、現地調査を更に加速するということで、ここに書いております南方についての令和五年度と書いてあるところ、これを令和四年度に、それから、旧ソ連抑留中死亡者埋葬地については、令和三年度にかけて可能な限りというところを全て実施するということで、更に加速化するということにさせていただいております
まさにそのことが、遺骨収集事業への信頼あるいは我々の取組に対する信頼を大きく損なってきたということは、私ども真摯に反省しなければならないというふうに思っておりますし、事は戦争において亡くなった方々のその思いを、また御家族の思いを、やはり一日も早く我が国に戻ってきていただきたい、あるいは戻りたかったであろうなというこの思い、これに応えていかなきゃならない、こうした事業においてそうした対応がされてきたということ
例えば、遺骨収集事業において、これはマスコミでも話題になりましたが、日本人以外の遺骨が含まれているとの専門家からの指摘を受けながら、厚生労働省は長期にわたり放置していたと言っても言い過ぎでないような状況が続いておりました。
また、先生からは収集作業の改善についての御指摘もいただいており、御提案をいただきました御遺骨を保管する袋につきましては、今年度から、遺骨収集事業を委託する沖縄県を通じて、遺骨の状態に応じて使用していただくものとして、密閉度の高いジッパー付きビニール袋をお申し出いただきましたボランティアの方々に提供する、このような改善を行ってきたところでございます。
戦没者遺骨収集事業において、日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘されながら、長年にわたり適切な対応が行われてこなかったことについて、深い反省と、二度と繰り返さないという強い信念の下、有識者会議からの意見等を踏まえて、遺骨収集の方法等の改善に努めるとともに、事業実施体制を抜本的に見直します。
戦没者遺骨収集事業において、日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘されながら、長年にわたり適切な対応が行われてこなかったことについて、深い反省と、二度と繰り返さないという強い信念のもと、有識者会議からの意見などを踏まえ、遺骨収集の方法等の改善に努めるとともに、事業実施体制を抜本的に見直します。
まず、戦没者の遺骨収集事業に関しましては、先般、戦没者遺骨のDNA鑑定人会議において、収容された遺骨の一部が日本人の遺骨ではない可能性が指摘されながら適切な対応が行われてこなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性を問われるという状況になりました。そのようなことにつきまして、真摯に反省をし、事業のあり方の見直しに取り組んでいるところでございます。
戦没者の遺骨収集事業につきましては、我が国の戦没者の遺骨収集を目的として行っているところでございまして、収容に際しましては、御遺骨の形質のみならず、歴史的背景、史実ですとか部隊記録、現地証言などに加えまして遺留品等の有無から我が国の戦没者であるということを判定しているところでございます。
○副大臣(橋本岳君) 重ねてになりますけれども、今回のロシアの事例において、日本人の遺骨ではない可能性が指摘されながら適切な対応が行われていなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性が問われているということは真摯に反省しなければならないことだと考えております。
これは、遺骨収集事業は御承知のとおり相手国との連携で進むわけでありますから、相手国との連携を、あるいは信頼関係を崩すということにもなりかねない、そうした事態であります。
このシベリア抑留者の遺骨収集事業で持ち帰った遺骨が日本人のものでない可能性があるということが最初に報道されたのは七月ということでありますけれども、報道で発覚するまでは事務方から大臣への説明もなかったし、厚労省から報道される前に積極的に公表するということはなかったということでありますけれども、それが間違いないかということと、これは根本大臣のときのことでありますが、加藤大臣に、報道が出るまで全く大臣までこのことが
ちょっと、幅広いというとあれですけれども、まずはこの遺骨収集に関して、今回フィリピンの話があり、そして今回シベリアの話がありましたけれども、それ以外の地域も含めて遺骨収集事業をやっているわけでありますから、またこれまでやってきたわけでありますので、その辺についてどうだったかということはしっかりとフォローしていく必要がまずあるだろうというふうに思います。
援護施策については、戦没者遺骨のDNA鑑定人会議において日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘されながら、適切な対応が行われてこなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性を問われていることについて真摯に反省し、改善に努めてまいります。専門家や御遺族等の御意見等を伺いながら、先般公表した今後の確認・検証作業の進め方に基づき、作業を進めてまいります。